いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その4〉

またCanon EOS 6Dの話のつづきだけど、そろそろ飽きてきたから最後かな。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

https://puaphoto.com/canon/eos6d_2

https://puaphoto.com/canon/eos6d_3

Canon 6DのAFは測距点が11点しかない。
でも、測距範囲が“-3~”と、当時のライバルD600の“-1~”と仕様上は上回っている。

ただ自分が使った限りでは、AFはそんなに優秀ではないような気がする。

例えば、夜空の星に合わせようとして、明るい星はキッチリ合うが、少し暗い星は迷って合わないことがある。
夜空なんだからMFで合わせろよ、という話なんだけど、そんなに頻繁に夜空を撮るわけでもなく、たまにベランダに出て撮るだけなので。

普段、AFはほぼ中央一点しかつかわないので(子供のサッカーなどは別)、そんなに困ることはなかったが、たまにコントラストが薄いもの、小さいものなどは合わないというか、合わせにいって諦めることもあった。

自分が過去に使った“D7200”、“D750”などは合わなかったり、迷ったりしたことはあまりなかったので、自分が使った範囲ではニコン機のほうがAFは優秀に感じる。

ニコンを使っていた時間が長かったので、扱いに慣れているというのもあるかも。
Jpegの絵的には、キヤノンのほうが全然好きなのだが。

子供のサッカー撮影にも使おうと思っていたが、コロナ第6波のため、体外試合が中止になってしまい、今もサッカーには使えていないので、動きものはどうなのかという話はできない。

今から一眼レフは厳しい。

もし今から中古で、ニコンかキヤノンの一眼レフを買うとしたら、

Nikon D610<Canon 6D
Nikon D750>Canon 6D
Nikon D750<Canon 6D MarkⅡ
Nikon D780>Canon 6D MarkⅡ

こんな感じになるのかな。
まあ“D780”と“6D MarkⅡ”は現役なので、値段的にはあまりお得感はないけど。

ライブビューで使うなら、6DもNikon D750以前も、ほとんぼ変わらないというか、積極的に使うものではない。
ライブビューメインなら、素直にミラーレスを買うべき。

ただニコン機(一眼レフね)はオールドレンズは使えないので(機械的に)、一眼レフでオールドレンズを使うなら、値段的にも“6D”がベストなのかも。
フォーカシングスクリーンも交換できるし。

まあどちらにしても、これから一眼レフを買うのは難しいかも。

アル中探偵“マット・スカダー”の苦悩、『ローレンス・ブロック』の傑作「八百万の死にざま」。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、『ローレンス・ブロック』の「八百万の死にざま」。

アル中探偵“マット・スカダー”のシリーズ5作目で、『ローレンス・ブロック』の代表作。
アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞作。

“マット・スカダー”シリーズは、ここから読み始めても問題なく読めるというか、逆にここから読んだほうがいいかも。

優秀な警官だった“マット・スカダー”が、捜査中に謝って子供も射殺してしまい、警察を辞職、妻子と別れ、酒浸りになり、アル中、そして無免許の探偵に。

正直読みやすくはないし、主人公がカッコいいわけでも、劇的な展開がある訳でもない。
ただ“スカダー”が抱える危うさや不器用さ、ニューヨークという街の描写、そして魅力的な「会話」。

運ばれた病院で「あなたはアル中です。飲めば死ぬんです」と言われても、自分自身認められない“スカダー”。
そして、この街には“八百万の物語”があって、“八百万の死にざま”がある。

この本は依頼された事件を通してもがく、“スカダー”の苦悩や葛藤、成長の物語。

ラストの描写まで辿りついたとき、“スカダー”の再生が始まる。

ハードなスカダー“倒錯三部作”

これを読んだあとに、前4作を読んでもいいし、個人的にはこの後に出てくる“倒錯三部作”にも圧倒される。

“倒錯三部作”は“マット・スカダー”シリーズの中では、けっこうハード描写で、「八百万の死にざま」とは一線を画す内容。
ただサイコ的な話なのだが、“スカダー”のハードボイルドの絶妙なトーンは失われていない。

この三部作、「墓場への切符」「倒錯の舞踏」「獣たちの墓」では、「八百万の死にざま」にも少し出ていた“エレイン”や、“ミック・バルー”、“TJ”など、以降の大事なレギュラーたちが出てくる。

探偵という立場でありながら、法の外にもはみ出し、警察では解決できないことをする。
いわば私的制裁にも積極的に手を貸していく。

けっこなどぎつさだが、“マット・スカダー”シリーズの中でも大事な3冊。

『ローレンス・ブロック』は、他にもシリーズ物を多く書いている多作な作家。
どれも趣旨が違って面白く、“泥棒バーニイ”シリーズと、“殺し屋ケラー”シリーズもオススメです。

“RED WING”のエンジニアブーツと、その他雑感。

20年以上前、中型バイクに乗っていた時に履いていた“RED WING”のエンジニアブーツ。
買った時はうれしくて頑張って履いていたが、不便すぎてしまいには履かなく(儚く)なった。

当時のエンジニアブーツは皮が硬く、履き慣れるまでは足の甲の皮が剥け出血、脱ぐ時にはふくらはぎが攣るくらい硬く(ジャストで履くため)、飲み屋で座敷に通された時には泣きそうになった。

自分が買った時は4〜5万円くらいだったと記憶しているが、キムタクのおかげでプレミアがつき、アメ横などでは8万円以上で売っていた店も(アイリッシュセッターなども)。

当時からマニアなどでは人気があったが、キムタク大流行で、キムタクが身につけたあらゆるものがバカ高くなった。


※左はAGUのブーツ、右がRED WINGのエンジニアブーツ。

一例でいうと、“ROLEX エクスプローラーⅠ”。

自分で買うか悩んで、アメ横などで見ていた当時、中古品で23万円くらいで売っていた。
それでも若い時の自分にはとても高嶺の花で、なかなか踏ん切りがつかなかった。

すると、キムタクの月9ドラマ効果であれよあれよと値上がりし、軽く50万円を超え始めた。
若い自分には買える値段ではなくなったため、目的を他のスポーツモデルに変えた。

まあ今でもロレックスの値段は異常に高く、シンプルなスポーツモデルでも3桁を超えている。

言っていいのか分からないが、自分の買った“GMTマスター”は買った時の3倍の値段で売れた。
二度と不便なロレックスは買わない(買えない)と思うし、“Gショック”の電波ソーラーの便利さと言ったら、こっちはもう手放せない。

ブーツは好きだが、年々面倒になってきた

他にも、ジーンズ、革ジャン、クロームハーツ、そしてレッドウイングとほとんどにプレミアがついていた。
まあ一概に全部がキムタク効果とは言えないが。

“RED WING”のアイリッシュセッターなどは今でも履いているが、セッターの中でもスウェードのものが、皮が柔らかく足に優しいので、今でも重宝している。

最近では、冬のブーツは“AGU”ばかり履いているが、ペコスタイプが履きやすく脱ぎやすいので便利。
“ Danner”のマウンテンライトも青紐が目を惹いて買ったはいいが、あまり個人的には履きやすくはない。


※だいぶ前にハワイで買ったが、日本の半額くらいだった…汚れてるな。

結局、うちがある埼玉はそんなに寒くならないので、近場だったらスニーカーが一番多くなってしまった。

最近は生活に困窮しているのもあり笑、物を処分する方向に向かい、あまり物を増やさないようにしていて、カメラ類も少しずつ減らしている。
ブーツも好きで一時期けっこうあったが、だいぶ手放して半分くらいにはなった。


※セブンイレブンのワイン、“ヨセミテロード カベルネ・ソーヴィニヨン”。
美味しくて、安く、手に入りやすいので大好き。

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その3〉

またまたCanon EOS 6Dの話のつづき。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

https://puaphoto.com/canon/eos6d_2

Canon EOS 6Dが発売されたのは10年前の2012年。
2022年現在も、自分みたいな使い方なら今もって全く問題なく使える。

L版・A4版プリント、パソコン観賞、スマホ観賞、ブログ、インスタなど、これらのことならほぼ困ることはない。
EFレンズもだいぶ安くなっており、純正、シグマ、タムロン、新しい古いと選び放題。

ただ唯一の弱点だと思うのは、やはりライブビュー。

特に最近のミラーレスは顔認識、瞳認識、しまいには車だ飛行機だペットだと色々なものを認識し、しかも超爆速なので、6Dのライブビューは正直ないと思って使ったほうがいいくらいの使えなさ。
EOS 5D markⅡも言わずもがな。

しかもEOS 5D markⅡは、CFカードでWi-Fi無しなので、このSNS全盛の現代では使いづらいが、6Dに関していえば、SDカードでWi-Fi有りなので、SNSにアップしたりするのも簡単にできる。

そして写りに関しては自分にはもう必要充分という感じ。
最新の写りから見ると、確かにヌケが悪く厚ぼったく、1枚かかっている感じがするが、良く言うと味がある…そんな感じ。

フルサイズなので、f1.8のレンズでも十分にボケ、立体感あり、プリントしたくなる。
ただやはりフルサイズ一眼レフの開放で、子供の瞳に一発でピントを合わせるのは難しい。



少し前のカメラも全然使える。

6Dと少し話がズレますが、最近むかしの写真を見ていて、10年以上前に使っていた、“PENTAX K-7”の写りの良さにちょっとびっくり。

もちろんAFを外している写真も多いのだが、当たった時の写りは今見ても全然好き。
古いFA 50mm f1.4との組み合わせだったのだけど、独特な色と味で懐かしくなった。


※2011年。PENTAX K-7+FA 50mm f1.4

それと2013年に使っていた、“Nikon D3200”と“DX 35mm f1.8”もよく写っていた。
“K-7”とは違い、現代風な濃い目の写りだけど、肌色とか綺麗によく出ている。

そう考えていくと、自分みたいな大して引き伸ばしたりしない写真プリントには、10年前の機種だろうが全然使える。
特に一眼レフは値段が急落してきているので、レンズ共々安く買えるチャンスではなかろうか。

逆にミラーレスのマウントアダプターで使える、本当に古いMFレンズの高騰にはびっくりする。
CONTAX、NIKONなどのMFレンズはほとんど値上がっている。

“CONTAX Planar 50mm f1.4 MMJ”なんて、2年前くらいは美品で4万円弱で買えたものが、今では8万円オーバー。
売らなければ良かったとほぼほぼ後悔。


※α7Ⅱ+CONTAX Planar 50mm f1.4 MMJ

現代社会の闇を覗き込む『デニス・レヘイン』の“パトリック&アンジー”シリーズ。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、『デニス・レヘイン』(ルヘインということもある)の“探偵パトリック&アンジー”シリーズ。

「スコッチに涙を託して」、「闇よ、我が手を取りたまえ」、「穢れしものに祝福を」、「愛しき者はすべて去りゆく」、「雨に祈りを」まで。
その10年後くらいに出た続編の「ムーンライト・マイル」も読んだが、自分的にはいらないです。

たしか4作目の「愛しき者はすべて去りゆく」だけ、原作と同じタイトルの「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(Gone Baby Gone)として映画化され、日本は未公開ながら、Amazon Primeで見てけっこう忠実で良かった。

その4作目から話をすると、けっこう重いテーマで、読後感もあまり良くない。

この“探偵パトリック&アンジー”シリーズ、けっこう全編でそういう感じで、あまりスッキリと終わる印象がない。
ただどの卷もストーリーはしっかりしていて、二人の微妙な関係、ダークな登場人物、衝撃的な展開などで、ただただ読んでしまう。

1作目の「スコッチに涙を託して」は探偵物の軽いハードボイルド感が漂っているが、2作目「闇よ、我が手を取りたまえ」で圧倒され、3作目「穢れしものに祝福を」の二転三転する話に驚愕し、そして4作目の傑作「愛しき者はすべて去りゆく」につながる。
5作目「雨に祈りを」は4作目のことを引きずって進んでいくが、2人の親友“ブッバ”が活躍することもあり、この巻も圧倒される。

賛否両論?シャッター・アイランド

『デニス・レヘイン』はこれも名作「ミスティック・リバー」で最初知り、その後“パトリック&アンジー”シリーズを読んだ。
「ミスティック・リバー」は、クリント・イーストウッド監督で映画化もされ、映画もすごく良くできていた。

でも前にも書いた、クリント・イーストウッド監督・主演で、『マイケル・コナリー」原作「我が心臓の痛み」の映画化「ブラッド・ワーク」は、全くダメでしたが。

https://puaphoto.com/book/connelly

そしてこの『デニス・レヘイン』の原作、マーティン・スコセッシ監督で映画化された、レオナルド・ディカプリオ主演の「シャッター・アイランド」も有名。

実は最近、自分が『デニス・レヘイン』の本をほとんど買わなくなったのは、この「シャッター・アイランド」が原因。

原作ハードカバーで出てすぐに楽しみに読んだが、最後終わってから投げそうになった。

映画を見て知っている人も多いと思うが、いまさら、こういう結末を使っていいのだろうか。
映画ならまだしも原作でこれを使うなら、結末だけ先に書いて、そこまではなんでもありの世界になってしまう。

自分は、M・ナイト・シャマランの映画が好きでないのだが、それも同じような理由かも。
映画「サイン」は、姿が見えない恐怖が続き、最後に向かって仕掛けがあるかと思ったら、結局本当に宇宙人が出てきて、笑ってしまった。

何か昔からある“全ては夢でした”みたいな結末とかも、もう使っちゃいけないよね。

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その2〉

前回グリップの良さをひたすら褒めて終わったので、今回は外観や操作と機能の話を。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

まず、EOS 5D markⅡと比べてすぐ気付くのは、電子ダイヤルの操作性の悪さ。

5D markⅡと違い、電子ダイヤルが二層構造になっており(真ん中のSETボタンを入れたら三層)、これにより外側の電子ダイヤルが回しずらく、内側のマルチコントローラーに触ってしまう。

その一番の違いが、5D markⅡはマルチコントローラーが、単独でスティックとしていい位置についていたのだが、6Dは電子ダイヤルの内側についてしまったこと。


※背面の写真じゃなくて申し訳ない…。

この6Dのマルチコントローラーも非常に華奢で弱く、押し心地も悪い。
買い換える前からわかっていたことなのでしょうがないが、5Dのマルチコントローラーと電子ダイヤルは、個別についており非常に使いやすい。

それと上面ボタン達は、5D markⅡの“1ボタン2機能”のほうが理にかなっており、6dの“1ボタン1機能”はあまり好きではない。

6dの上面の一番左側についているAFボタンは、片手持ちの時の自分の右手人差し指は届かない。

6Dはモードダイヤルにロックがついて、液晶左側ボタン達はなくなってスッキリして見えるが、再生やゴミ箱ボタンが右側にきてしまっているので、写真を見たり消したりが左手でできないのも不便。

やはりSDカードは便利

剛性感は絶対的に5Dのほうが良いが、6Dは120gくらい軽くなっているのでそれは一長一短。

ファインダーはあまり違いがわからないが、液晶は明らかに6Dのほうが綺麗。

5D markⅡのライブビューは使うまでが非常にめんどくさいが、6dはワンボタンでできる。
まあどちらのライブビューも、AFが遅いは迷うわであまり実用的ではないが。

あと6Dは、Wi-Fiがついているので転送が楽になり、5D markⅡは、CFカードアダプターにFlashAirを差して使っていた。
そう、CFカードからSDカードになったので、6Dは利便性があがった。

写りや高感度、AFなどはもう少し使ってから書きたいが、写りだけ簡単にいうと、5D markⅡは一昔前の写りで悪く言うと垢抜けない、6Dはそれよりは最近よりの写りという感じ。

まあ6Dも10年前の機種なので、いまとなっては古い写りなんだろうけどね。


※あまりの寒さにベランダのメダカビオトープがとうとう凍った。

心に響く「少年時代」、『ロバート・R・マキャモン』の傑作。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、これまた古い1995年に初版発行された『ロバート・R・マキャモン』の「少年時代」。

この作家は出てきた当初、『スティーブン・キング』『ディーン・R・クーンツ』と並ぶ、モダンホラー御三家みたいな紹介をされていたような記憶が。

確かに最初の頃に出版された本は、キング、クーンツ風な内容が多く、どこかで読んだような内容が多かった。

1991年「奴らは渇いている」は、キングの「呪われた町」、1994年「スワン・ソング」も「ザ・スタンド」のオマージュ的内容。



今回紹介する「少年時代」も正直、キングの「スタンド・バイ・ミー」、「IT」と通じる、子供にしか見えないもの、そして成長して行く日常を描いた話。
ただ、キング「IT」がホラーに振り切った先品ならば、この「少年時代」はもっとノスタルジーに振った作品。

キングも手に変え品を変えして、ホラー、ミステリー、文学、最近はハードボイルド風なものまで書いているが、その点“ディーン・R・クーンツ”は、一貫して同じような内容を書いているのは、それでいて凄いけども。

子供の冒険の話は、小説だと“スティーブン・キング”、映画だと“スティーブン・スピルバーグ”。が一番

この「少年時代」タイトル通り、古き良き時代のどこか懐かしく、不思議な日常、家族、町の人、悪人なども素晴らしい。
子供だけができる空想、広く感じる町、世界、父親との関係、友達との関係、全てが濃密で愛おしい。

特に四、五十代の男の人(最近は性別で切るのは駄目だが)が読むと、少しノスタルジックな気持ちになるのでは。

一九六四年のトム・ソーヤー

ハードカバーについている帯の背コピーが、“魔法に彩られた一九六四年のトム・ソーヤー”。
このコピーだけでも名作の匂いがするでしょ笑。

この「少年時代」もハードカバー、文庫両方買っているほど好きな本。
装飾や手触りなどは、やはり圧倒的にハードカバーが好きなのだけど、いかんせん持ち歩きは苦行になるので。

ついでに、1994年の短編集「ブルー・ワールド」も、マキャモンの中でも1、2位くらいの面白さ。
短編が12編入っているが、表題の“ブルー・ワールド”は300ページ弱の長さがあるので読み応えも十分。

そういえば前も書こうと思って忘れていたが、こういう古く再販もされていない本(前に紹介した『キース・ピータースン』なども)こそ、なぜ“Kindle”などの電子書籍で安く(古いんだから安くね)、販売されないのかね。
版権とかめんどくさいのではと思うが、名作もたくさんあるので、それらを“Kindle”で出してほしいと願う今日この頃。

時代に飲み込まれ、ただの粗大ゴミになった“レーザーディスク”。

2022年現在、家の納戸に大量に仕舞われている、“LD”をどうしようか悩んでいる。
“LD”とは言わずと知れた(?)、レーザーディスクのことである。

若い人はわからない人も多いのではないかと思うが、今から30年以上前に発売されていた『PIONEER』の光ディスクのこと。
簡単に言うと、DVDディスクがレコードの大きさなって、両面使うもの。
1990年代前半が最盛期らしい。


※かなり久しぶりに引っ張りだしてびっくりした。忘れてけど、ほとんどの映画は2枚組。大きさがわかるようにDVDを一緒に置いてみた。

レーザーディスク(以下LD)はレンタルがなかった為、映画、音楽、アニメなどの作品は全て販売で、映画で5000円〜、アニメだと7000円以上していた。

自分は部屋にLDプレーヤーを導入し、スピーカーを5つ付けて、週末の夜に映画を見るのが楽しみだった。
今はもう言葉にするのが恥ずかしいが、いわゆる“カウチポテト族”。

初めて「ターミネーター2」をLDで見た時は、“もうこれ以上綺麗な画質はない”と思っていた。
LDが入っているジャケットもけっこうな大きさだったが、レコードジャケットみたいで意外にかっこよかった。

その後もLDを買い続け、トータル100枚以上で、映画8割、アニメ(ガンダムのみね)1割、音楽1割くらいかな。
いまもそのまま残っている。

DVDの登場

LDは、大きさ、価格、画質ともに優れる“DVD”が、1990年代後半に登場した時、次第に衰退していった。
その“DVD”の爆発的な普及に一役買ったのが、自分も持っていたが「PlayStation 2」。

そんなことで、自分もLDからDVDに移行し、大きくて高いLDは買わなくなった。
LDプレーヤー自体は、『PIONEER』から出た最後?のコンパチブルプレーヤー「DVL-919」が今も家にあるが、何年も使っていないので動くかもわからない。

最後にLD画像を見た時の記憶だと、“こんなにも粗かったのか”と逆に驚いてしまった。

テレビもそうだし、ゲームもそうだが、人間の眼は毎日見てると、綺麗なものに慣れてしまうよね。

“DVD”も出た当初すごく綺麗だったと思ったが、今となってはただで見れる“地デジ”にも負けている。

普通の“Blu-ray”は“4K”に負けるし、“Ultra HD Blu-ray”なら“4K”同等で、“8K”にいたってはもう何だかわかりません。


※梱包や付属のものなどは恐ろしくかっこいいが、持つとすげー重い。

非常に高くて買おうか悩みに悩んだ、「機動戦士ガンダム メモリアルボックス LD-BOX」は今となっては何の役にも立たないし、その後買った「機動戦士ガンダム DVD-BOX」も(高かった…)、ただの置物とかしている。

毎度毎度、ガンダム作品の“初回限定生産”という言葉に踊らされている、自分が馬鹿。

さらに今出ている「機動戦士ガンダム 劇場版三部作 4K ULTRA HD Blu-ray」が気になってしまっている大馬鹿だが、いかんせん家に“4K ULTRA HD Blu-ray”再生機がないので安心(ただ再生機、意外に安いのね…)。

アメリカ的超B級小説、『ジェイムズ・バイロン・ハギンズ』の3作品。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、アメリカ的な超B級小説、『ジェイムズ・バイロン・ハギンズ』の3作品。
『極北のハンター」「殺戮者カイン」「凶獣リヴァイアサン」。

どれを読んでも荒唐無稽で痛快な超B級冒険小説。

いわゆる超自然的なSF冒険物で、もしこれを日本人が書いていたら、少年文庫のジャンルに入ってしまうかもと思うくらいのB級感。

まあジュラシック・パークも、もし日本映画だったら、怪獣映画のジャンルに入っていると思うが、あそこまでお金をかけていると立派なハリウッド映画になる感じ笑。

3作どれを読んでもそれなりに面白く、どれもだいだい同じパターンの超悪vsスーパー主人公。

個人的に好きなのは「凶獣リヴァイアサン」。

「極北のハンター(2000)」:巨獣vs追跡のスペシャリストのハンター。
「殺戮者カイン(2001)」:軍が造ったサイボーグvs元海兵隊中佐。
「凶獣リヴァイアサン(2003)」:遺伝子操作したコモドドラゴンvs電気技師の男。

この中で個人的に好きなのは「凶獣リヴァイアサン」かな。
もともと恐竜好き、怪獣好き、エイリアン大好きなので、何も考えずに読めて楽しかった。

こういう本を読む時は、なぜ、どうして、ある訳ないだろ、ご都合主義とかまったく考えずに、そういうものだと思って読むこと笑。
頭にほぼ残らないので、1か月もたつと内容を忘れていたりするが、その時はまた読めばいい笑。

「極北のハンター」は、当時の帯に“シルヴェスター・スタローン”映画化と書かれているが、20年たった今も実際に映画にはなっていない。
よく見ると「殺戮者カイン」にも、ブルースウィルスなんちゃらと書いてあるね。

確かにある意味すごくアメリカらしく、映画化に向いてそうな小説たち。

シリーズではなく、全然繫がっていないので、どれから読んでも大丈夫。
これも古く新品は手に入らないので、中古でどうぞ。



この作者のほかの作品などは、まったく分からないし、この後に作品が出ているのかさえ知らない。
20年前に出版されたが、もし最近の出版不況の時代だったら、本になっていなかったかもしれない。

例えば「羊たちの沈黙」が出版された1991年以降、色々なサイコスリラーの本が出たが、ほぼ記憶にも残らないものばかりだった。

その中でも少し良かったと思ったのが、『ジェイムズ・パタースン』の「多重人格殺人者」、ちょっと内容は軽いが(邦題は最悪、本のタイトルで内容を言ってしまう奴いる?)。
その本の話は改めてしますが、この『ジェイムズ・バイロン・ハギンズ』の3作品、外出自粛など暇なときに最適。

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その1〉

Canon EOS 5D MarkⅡを使っている時から、ボディがもう少し小さければ使いやすいのになと感じていた。

https://puaphoto.com/canon/5d2_1

そんなある時、ふと閃いてしまった。
Canonには5Dの下に6Dがあるではないかと。

まったく6Dが頭になかったので、ふと閃いた時は変な感じで、正直6Dという機種をすっかり忘れていた。

自分の性格上、思いついたら頭から離れないので、5D MarkⅡと6Dを入れ替えた時、機能、価格も含めて+−の皮算用。

価格的には少し足すようだが、機能的にはマイナス要素はほぼないのではないか。

そんなことで、中古屋を探し始めたが(新品はもうないので)、EOS 6Dもなかなか古い機種のため、状態がいいのがなかなか出ない。
少し時間がかかったが、新橋のお店でかなり状態のいいものを見つけた。



素晴らしいグリップ。

5D MarkⅡから変えて、一番最初に思ったことは軽くて小さいのに握りやすい。

細かく調べた訳ではないのでわからないが、ボディ自体の厚みがD600系より薄く握りやすく、グリップ感だけでいうと、自分が使ってきた一眼レフの中でもトップに近い。

グリップに貼られている合成皮革の素材も滑りずらく、背面の親指の位置もベスト。
EF 40mm f2.8のパンケーキレンズを付けると、軽く薄く、機動力もあがる。

ちなみに逆に握りずらかったのは、一眼レフで記憶にある限りだと、“D7000”。グリップが薄すぎて手が疲れた。
あのあたり、D7000からD7200、D600など、グリップの合成皮革の素材も、滑りやすく、傷も付きやすいので大嫌い。

D7200は、新品購入後1か月で、グリップ皮に目立つスジ傷が何本か入り、調整・点検ついでにサポートに相談すると、有料ですが張り替えますかと聞かれた(1か月で張り替えるかー)。

https://puaphoto.com/nikon/d7200b

グリップだけでいうと、昔Pentax K-7を2年以上使ったが、傷もほとんど付かず、白化もせず、剥がれもしなかった。
Kシリーズのグリップは本当に秀逸だ(少し自分には小さかったが)。

話を戻すと、EOS 6Dの第一印象は、本当にグリップが握りやすいというもの。
5D MarkⅡも良かったが、自分の手には6Dがちょうど良く、触っているだけで気持ちがいい。

けっこう強く握りこんでも軋みなどももちろんない。
右手側のストラップ取り付け位置も、まったく手に干渉しないのでわずらわしくならない。

ミラーレスと比べるのは酷だけど、自分が使ったことのあるPanasonicのGX7、GX8は、右手側のストラップの位置が邪魔すぎて終始イライラ。
ちょっとだけ使っていた、SONY α7sもいわずもがな。

その点、OLYMPUSのE-M1 markⅡは、うまく上に逃しているのでいいけど、やはりまだ一眼レフのほうが握りやすい。

伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーの反撃「極大射程」。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、『スティーヴン・ハンター』の大傑作、「極大射程」。
有名な本で映画化もされているので、知っている人も多いと思いますが、間違いなく大傑作です(映画は別ね)。

「極大射程」…
ヴェトナム戦争の英雄、伝説のスナイパー、“ボブ・リー・スワガー”シリーズの1作目。
陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を着せられた、“アメリカで最も危険な男”である、通称ボブ・ザ・ネイラー(釘打ちボブ)の命を掛けた戦い。

ガン満載のアクション小説で、上巻の前半は少しゆっくりしているが、事件が起こってからはほぼノンストップで、下巻に入ったら止まらない。
まあ読めば読むほど、ボブの圧倒的な強さに感嘆する。

ストーリー自体はわかりやすく、単純に正義vs悪の戦いで、スカッとする読後感。
自分は日本人なので、もちろん銃の存在価値は否定するが、本や映画のフィクションならばね。

話はズレるが、アメリカには、日本みたいな精密なモデルガンはあまりないと聞いた。
なぜならば、持っていると本物と間違われて打たれるからだと…。真偽のほどは知らない。

親子四代に渡るスワガー・サーガ

この“ボブ・リー・スワガー”シリーズはその後、スワガー・サーガとして、4代にわたる話に展開していく。

ボブ、父親のアール、祖父のチャールズ、そして息子のレイ・クルーズと。
まあここまでくると、スーパー家系すぎるだろと思わなくもないが。

正直、最近のは読まなくてもいいが、「極大射程」後の「ブラックライト」、「狩りのとき」、そしてボブの父親が活躍する「悪徳の都」、「最も危険な場所」くらいまではオススメ。

そして映画「ザ・シューター 極大射程」は自分には合わなかったが、その後ドラマ化にもなっていたらしく、まだ見ていないので時間がある時に一気見してみたい。

あと一つだけ。
シリーズ何作目かわからないが、「四十七人目の男」というのがあるが、これを書いたのは別人というくらい酷かった。

なにせあのボブが銃を刀に持ち替えて戦っているし、外国人が描く日本っていつもそうというのが満載。
個人的には、この本はなかったことにしたほうがいいのでは、と思ってしまうくらい駄作。

「デジカメvsスマホ」からの雑記。

スマートフォン(以下スマホ)全盛期の時代に、今からデジカメ(デジタル一眼レフ、ミラーレス)を買う人は、なかなかニッチな人だと思う。

「デジカメvsスマホ」の次に、2回戦の「デジタル一眼レフvsミラーレス」という戦いもあるのだが、今回はとりあえず「デジカメvsスマホ」の話を。

普段のスナップ、子ども撮り、旅行の記録など、ほぼ全てスマホならぬiPhoneで撮れてしまう。
しかもヘタなデジカメよりも、確実に失敗なく綺麗に撮れてしまう。

唯一といっていいスマホの苦手なものは、スポーツや動物などの望遠レンズを使うシーンと、夕方から夜にかけての暗いシーン。
逆にいうと昼間、広角側やパンフォーカスの写真は、スマホでも充分すぎるほど撮れる。

とくにInstagramやFacebook、TwitterなどのSNSがメインな人は、デジカメは正直いらないというか、アップロードなども含めてスマホのほうが全然便利。

そうなるとデジカメ、とくにデジタル一眼レフ(ミラーレスも含め)の存在価値はなんだろう。

自分はスマホではほとんど写真を撮らない(メモ替わりに撮ることはある)。
もしこの世からカメラがなくなり、スマホだけになったとしたら撮るかもはしれないが。

それほどスマホで写真を撮ることに興味がないし、たまに発表されるスマホ新製品のカメラ機能とかも全然興味がない。

ただのカメラ好き。

要するに自分も含めて、この時代に、デジカメを使っている人は、ただ単にカメラが好きなんだ。

撮った時に手に伝わる振動や、ファインダーを覗く行為、本体の質感など、カメラによって、手から伝わる感覚、目から伝わる感覚に心底惚れてしまっているんだ。

だから、「デジカメvsスマホ」という構図は、もともと戦っている土俵が違うというか、“必需品のスマホ”、“趣味のデジカメ”ということ。

よくある“スマホがあるんだからデジカメいらないじゃん”という話も、全然分かっていますが、分かったうえであえて使っている。

車好きな人が、日本では使い道がほぼないのに、スポーツカーやオープンカーを乗るのに似てる?似てない?そんな感じかな笑。

変な締めだけど、世界シェアをほぼ独占する日本のカメラ文化を、絶対に無くさないで欲しいと願う、今日この頃。
ついでに、日本の全カメラメーカー、いや全家電メーカーに、製品(カメラ、テレビetc)を、すべて“日本製〜Made in Japan〜”に戻して欲しいと願う、今日この頃。

『ジェフリー・ディーヴァー』の最高傑作、「静寂の叫び」。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、『マイケル・コナリー』の時に軽く書いた、『ジェフリー・ディーヴァー』の「静寂の叫び」(1997年)。

https://puaphoto.com/book/connelly

『ジェフリー・ディーヴァー』といえば、有名なのは「ボーン・コレクター」の“リンカーン・ライム”シリーズ。
「静寂の叫び」は、その「ボーン・コレクター」より前に出版された単独作品。

ちなみに「ボーン・コレクター」は、デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリーで映画化され、ヒットもしている。

映画自体も悪くなかったが、「ボーン・コレクター」を読んだ時に、“リンカーン・ライム”は白人だったので、黒人俳優のデンゼル・ワシントンが演じていてびっくり。
ただデンゼル・ワシントンは大好きで、個人的に一番だと思う映画は“イコライザー”。



話を戻して、単独作品としては、その前年に出版された「眠れぬイヴのために」(1996年)も良かったが、その後に出た「監禁」(1998年)は正直あまり良くなかった。

「静寂の叫び」は…
聾学校の生徒と教員を乗せたスクールバスが、三人の脱獄囚に乗っ取られ監禁してたてこもる。FBIは、人質解放交渉に臨むが、無残にも生徒の一人が。そして教育実習生のメラニーが生徒たちを救うために独力で反撃に出るが…。

上下(文庫)で、けっこうな厚さの本なので読み応えがあるが、最後まで緊迫して展開していくので、飽きないので読める。
「ボーン・コレクター」が大ヒットする前だからかわからないが、ストーリーも丁寧に書かれている感じがする。

自分が最初に読んだ時はハードカバーだったが、文庫版も出たのでのちに買った。

ハード、文庫両方買うのはなかなか少ないが、そのうちの一つがこの「静寂の叫び」。

個人的には『ジェフリー・ディーヴァー』の最高傑作だと思っている。
2位はやはり「ボーン・コレクター」かな。

氷を入れて味わう、Dell’ Oro LAMBRUSCO(デル オーロ ランブルスコ)。

年末年始の正月休みは、家で静かに飲んでいることが多かった。
もちろん普段からビール、ハイボールなどを飲んでいるので、正月休みだけ極端に増えた訳ではないのだが。

ワインももともと好きで(もちろん安いのね)、もっと好きなのがランブルスコ。
ランブルスコとは赤の微発泡ワインのことで、度数が普通の赤ワインより少なく、発泡と相まって飲みやすい。

自分は赤ワインにも、市販の氷を入れて飲むのが好き(ワイン好きにしたら台無し)で、ランブルスコももちろん氷を入れて飲んでいる。

それで最近まとめ買いして飲んでいるのが、このDell’ Oro LAMBRUSCO DELL’EMILIA IGP(デル オーロ ランブルスコ)。

ちょっと前に近くのスーパーで見つけた、1本500円ちょいのランブルスコ。
そこでは2本買うとさらに安くなり、1000円以内で買える。

Amazonやヨドバシでも売っていて、ビールを飲んでいるよりもコスパがいいかも(現時点だとAmazonは少し高い)。

赤ワインだけを飲んでいると、シュワっと系が欲しくなり、ビールをチェイサーに赤ワインを飲むこともあるが、これだと発泡性ということもあり、これだけでグイグイと飲んでしまう。

缶のレモンサワーなどは、次の日の朝残って頭が痛くなることが多いが、これだと1本飲みきってもそんなことがない。
少し甘めな感じもするが、値段や入手しやすさを考えると、味もコスパも美味しいと思う。

不屈の事件記者「ジョン・ウェルズ」に酔う。〈今週のオススメ本〉

カメラネタや普段の話だと書くことがなくなってくることもあり、少し前に〈今週のおすすめ本〉というBOOKカテゴリーを作ってみた。

自分は昔から本が好きで、その中でも冒険、ミステリー、ホラーなどのフィクション小説が好きで、小学生の頃は『ジュール・ヴェルヌ』の「海底二万マイル」や、『コナン・ドイル』の「ロスト・ワールド』などを読んでいた。

市の図書館にも行き出し、『江戸川乱歩』の“少年探偵団”シリーズを好んで読んでいた。
当時、図書館に置いてあった唯一(?)の漫画、「のらくろ」も予約してまで読んだ記憶があるが、内容は正直まったく覚えていない。

〈今週のおすすめ本〉にはまったく関係のない話だが、ふと思い出してしまった。

『キース・ピータースン』“ジョン・ウェルズ”シリーズ。

今回オススメするのは『キース・ピータースン』の事件記者“ジョン・ウェルズ”シリーズ(創元推理文庫)。
本名アンドリュー・クラヴァンが、別名義の『キース・ピータースン』で書いた4作品。

「暗闇の終わり」「幻の終わり」「夏の稲妻」「裁きの街」の4つで、どれも傑作だと思うが、個人的には後にいくほど良かった。

最初「暗闇の終わり」が出版されたのが1990年なので、全作品新品では手に入らないが、中古だったら探せば安く手に入るかな。

最高の事件記者なのに、生き方が古く、頑固なウェルズが事件に巻き込まれながら、不屈の精神で記事を追っていく。
本自体も薄く、文章や会話もおしゃれで、映画を見ている感覚で読める。

ただ、1990年代の話なので、もちろん携帯電話もスマホもなく、記者が締め切りまで社に戻り、さらに記事を書き上げなくてはならないなど、その時代ならではのこともあり、その辺の古さはどうしようもない。

思うに携帯電話やスマホができたことにより、生活や仕事がまったく変わったと感じる。
個人的には、スマホがない時代のほうが良かったような気もするが、自分でも便利に使っているので如何ともしがたい。

話を戻して、この4作品通じて影の主役は、同僚の美人記者“ランシング”(「そんな眼でこっちを見るな、ランシング」)。
また周りに出てくる人物たちも非常に魅力的に書かれている(嫌なやつも含めて)。

1冊読み始めたら、あっという間に4冊読んでいると思う。
それほどの傑作。



孤高の刑事、「ハリーボッシュ」を堪能する。〈今週のオススメ本〉

『マイクル・コナリー』の小説が大好きである。

“ハリー・ボッシュ”シリーズ以外にも、“ミッキー・ハラー” 、“ジャック・マカヴォイ” 、“レネイ・バラード”などのシリーズが出ており、それが時に交差したりもする、言わば“ハリー・ボッシュ”サーガの大ファンである。

第1弾の傑作「ナイトホークス」から始まり、“レネイ・バラード”と競演する「鬼火」に至るまで、ほぼ外れ作品はないと思う。

四字熟語的に言うと“質実剛健”。

『ジェフリー・ディーヴァー』の“リンカーンライム”シリーズ(「ボーン・コレクター」他)みたいに、毎回どんでん返しがあると飽きて、突っ込みどころ満載になってきてしまうが、この“ボッシュ”シリーズは飾り気なく、強く、丁寧に進んでいく感じがする。

ただ、『ジェフリー・ディーヴァー』の初期の作品、「静寂の叫び」は大傑作です。

難点は順番通りがマスト。

このシリーズの難点は、発表順通りに読まないと魅力が半減すること。
今、第1弾から読み始めても全然面白いが、最新作まで追いつくのはけっこう大変かも。

それと最近は、“ボッシュ”が歳をとってきているのもあり、新シリーズの“レネイ・バラード”シリーズに軸足が移ってきているような感じもする。

あと最近の日本版タイトルのダサさ、何とかなりませんか。
原題「The Burning Room」を、そのまま「燃える部屋」とか付けますかね。
“ミッキー・ハラー” シリーズのタイトルもよく分からんし…。

ちなみにノン・シリーズの「わが心臓の痛み」は、クリント・イーストウッド主演で映画化もされており、内容も傑作です(映画はダメだが)。

2021年の写真を振り返り。

前回あけましておめでとうと言っておきながら、話が前後してしまいますが、去年撮った写真を振り返ってみました。

まともに出かけられなかったので、大した写真はないけど(もともと腕もないが)、自分なりに印象に残ったものを。

見返してみると、半年くらい使っていたCanon EOS 5D MarkⅡは、今もっても自分には十分な写りに見える。
大きさや、AFなどは今のミラーレスには全く及ばないが、家で子供を撮ったり、近所のスナップなどなら全然使える。

単焦点で使っていると、操作性や機能性が単純で楽しかった。
昨今のミラーレスは多機能で、ファンクションボタンなどのカスタムも含めて複雑すぎて、いざ使用する時に逆に迷ってしまうことがある。

あとオリンパスの75-300mmの望遠は、軽くて写り良く、換算600mmが撮れるので、1本あると非常に重宝するなと。
見た目が安っぽいので、物としては正直愛着は湧かないが、こういうレンズこそm4/3の真髄のような気が。

去年も機材の入替はそれなりにあったが、今年は懐具合から考えて我慢の年になりそうです。

あけましておめでとうございます。

改めて、あけましておめでとうございます。

世に新型コロナが出てから、約2年がたってしまいました。
この2年間は、正直あまり記憶にも残っておらず、ただ家にいたような感じがします。

2022年、いい年になって欲しいと願いつつ、新年早々、家のエコキュートが壊れるという緊急事態に…。
そんなことで出だしからつまずいておりますが、何とか頑張っていこうと思っております。

今年もよろしくお願いします。

久しぶりに、OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 50mm f2 MACROについて

「OLYMPUS」から「OM SYSTEM」に、ブランド名称の変更があったおなじ週に、いまさらする話ではないかもしれないが、いまも「ZD 50mm f2」の写りが好きである。

https://puaphoto.com/lens/zd50f2

AFが遅い、うるさい、アダプターを噛ますのが面倒などの理由で、2、3回手放しているが、その都度後悔をし、中古市場を探すのを繰り返しているので、実質4回くらいは買っているかな(笑)。

手放した後にこのレンズで撮った写真を見ると、ああ失敗したなと毎回感じる。

売っても大した金額にはならないので、いいかげんキープしておけよという話なんだけど、使わないで防湿庫の奥に鎮座していると、どこか可哀想な感じがしてしまい、ついつい違うレンズの下取りに出してしまう。

純正アダプターのほうが手に入りずらい。

ただ、最初に買った時は、中古で2万円後半だったこのレンズ。
最近では1万円代で売っている。

マイクロフォーサーズ使いの方(特にE-M1シリーズまたはE-M5 mk3は位相差AFがあるので)は、安くて写りもいいので、買っても損はないと思うけど。
現行の「MZD 60mm f2.8 Macro」を持っていても、写りの種類が違うので、両方使い分けができるのでは。


純正アダプターの「MMF-3」が生産終了で、高くて手に入りずらいが、Commliteの「CM-FT-MFT」でも、自分が使った限りでは遜色なく使えている(安いし)。

MMF-3もあるんだけど、それはもう1本のフォーサーズレンズに付けっ放しなので、Commliteのやつも買ってみたので。

ちなみに「OM SYSTEM」という名称ではなくて、「ZUIKO」は使えなかったのかな。

秋と寒さと、M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II。

暑かった10月上旬から、一気に肌寒くなり、秋をすっ飛ばして冬が来たような感じ。

家で飼っているメダカや金魚もあまり動かなくなり、家の居間も扇風機とストーブが混在している変な姿に。


次男の運動会を撮る為に最近入れた「OLYMPUS M.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7 II」は、暗いし特長もないけど安くてよく映る。

フルサイズの望遠レンズで散歩しようものなら、近所から不審がれる心配があるが、この大きさで換算600mmまで撮れるのは、マイクロフォーサーズならでは。

一時期、「OLYMPUS 12-100mm f4 Pro」も使っていたが、ちょっと大きくて(長くて)手放した。
個人的にはやはり「12-40mm f2.8 Pro」のほうが好きかな。