伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーの反撃「極大射程」。〈今週のオススメ本〉

今回の〈今週のオススメ本〉は、『スティーヴン・ハンター』の大傑作、「極大射程」。
有名な本で映画化もされているので、知っている人も多いと思いますが、間違いなく大傑作です(映画は別ね)。

「極大射程」…
ヴェトナム戦争の英雄、伝説のスナイパー、“ボブ・リー・スワガー”シリーズの1作目。
陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を着せられた、“アメリカで最も危険な男”である、通称ボブ・ザ・ネイラー(釘打ちボブ)の命を掛けた戦い。

ガン満載のアクション小説で、上巻の前半は少しゆっくりしているが、事件が起こってからはほぼノンストップで、下巻に入ったら止まらない。
まあ読めば読むほど、ボブの圧倒的な強さに感嘆する。

ストーリー自体はわかりやすく、単純に正義vs悪の戦いで、スカッとする読後感。
自分は日本人なので、もちろん銃の存在価値は否定するが、本や映画のフィクションならばね。

話はズレるが、アメリカには、日本みたいな精密なモデルガンはあまりないと聞いた。
なぜならば、持っていると本物と間違われて打たれるからだと…。真偽のほどは知らない。

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親子四代に渡るスワガー・サーガ

この“ボブ・リー・スワガー”シリーズはその後、スワガー・サーガとして、4代にわたる話に展開していく。

ボブ、父親のアール、祖父のチャールズ、そして息子のレイ・クルーズと。
まあここまでくると、スーパー家系すぎるだろと思わなくもないが。

正直、最近のは読まなくてもいいが、「極大射程」後の「ブラックライト」、「狩りのとき」、そしてボブの父親が活躍する「悪徳の都」、「最も危険な場所」くらいまではオススメ。

そして映画「ザ・シューター 極大射程」は自分には合わなかったが、その後ドラマ化にもなっていたらしく、まだ見ていないので時間がある時に一気見してみたい。

あと一つだけ。
シリーズ何作目かわからないが、「四十七人目の男」というのがあるが、これを書いたのは別人というくらい酷かった。

なにせあのボブが銃を刀に持ち替えて戦っているし、外国人が描く日本っていつもそうというのが満載。
個人的には、この本はなかったことにしたほうがいいのでは、と思ってしまうくらい駄作。

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