時代に飲み込まれ、ただの粗大ゴミになった“レーザーディスク”。

2022年現在、家の納戸に大量に仕舞われている、“LD”をどうしようか悩んでいる。
“LD”とは言わずと知れた(?)、レーザーディスクのことである。

若い人はわからない人も多いのではないかと思うが、今から30年以上前に発売されていた『PIONEER』の光ディスクのこと。
簡単に言うと、DVDディスクがレコードの大きさなって、両面使うもの。
1990年代前半が最盛期らしい。


※かなり久しぶりに引っ張りだしてびっくりした。忘れてけど、ほとんどの映画は2枚組。大きさがわかるようにDVDを一緒に置いてみた。

レーザーディスク(以下LD)はレンタルがなかった為、映画、音楽、アニメなどの作品は全て販売で、映画で5000円〜、アニメだと7000円以上していた。

自分は部屋にLDプレーヤーを導入し、スピーカーを5つ付けて、週末の夜に映画を見るのが楽しみだった。
今はもう言葉にするのが恥ずかしいが、いわゆる“カウチポテト族”。

初めて「ターミネーター2」をLDで見た時は、“もうこれ以上綺麗な画質はない”と思っていた。
LDが入っているジャケットもけっこうな大きさだったが、レコードジャケットみたいで意外にかっこよかった。

その後もLDを買い続け、トータル100枚以上で、映画8割、アニメ(ガンダムのみね)1割、音楽1割くらいかな。
いまもそのまま残っている。

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DVDの登場

LDは、大きさ、価格、画質ともに優れる“DVD”が、1990年代後半に登場した時、次第に衰退していった。
その“DVD”の爆発的な普及に一役買ったのが、自分も持っていたが「PlayStation 2」。

そんなことで、自分もLDからDVDに移行し、大きくて高いLDは買わなくなった。
LDプレーヤー自体は、『PIONEER』から出た最後?のコンパチブルプレーヤー「DVL-919」が今も家にあるが、何年も使っていないので動くかもわからない。

最後にLD画像を見た時の記憶だと、“こんなにも粗かったのか”と逆に驚いてしまった。

テレビもそうだし、ゲームもそうだが、人間の眼は毎日見てると、綺麗なものに慣れてしまうよね。

“DVD”も出た当初すごく綺麗だったと思ったが、今となってはただで見れる“地デジ”にも負けている。

普通の“Blu-ray”は“4K”に負けるし、“Ultra HD Blu-ray”なら“4K”同等で、“8K”にいたってはもう何だかわかりません。


※梱包や付属のものなどは恐ろしくかっこいいが、持つとすげー重い。

非常に高くて買おうか悩みに悩んだ、「機動戦士ガンダム メモリアルボックス LD-BOX」は今となっては何の役にも立たないし、その後買った「機動戦士ガンダム DVD-BOX」も(高かった…)、ただの置物とかしている。

毎度毎度、ガンダム作品の“初回限定生産”という言葉に踊らされている、自分が馬鹿。

さらに今出ている「機動戦士ガンダム 劇場版三部作 4K ULTRA HD Blu-ray」が気になってしまっている大馬鹿だが、いかんせん家に“4K ULTRA HD Blu-ray”再生機がないので安心(ただ再生機、意外に安いのね…)。

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