Canon 6Dと一眼レフの抵抗感

Canon 6Dを使っていて不便だなと思うことは、やはり一眼レフであること。
そもそも自分で一眼レフを使っているのだから、お前何を言っているんだと思うが。

メカの動きや音、手に伝わる感触、覗いて気持ちのいいファインダー、大きさからくる安心感など、一眼レフ特有の気持ち良さが、いざ外で使うと全て邪魔になる。

静かな街中で響くシャッター音、散歩している時のボディやレンズの大きさ、花などを撮る時に覗き込んでいる姿勢など、他人から見たら不審者感丸出し。
まだ子供が一緒の時はいいが、一人で散歩しながら撮るのはこの時代やはり抵抗がある。

特に自分が一番抵抗が出てしまったのが、覗き込んでいる姿勢かな。
桜などの高いものは大丈夫だが、下に生えている花などを撮っている時の姿勢を見られるのはちょっと恥ずかしい。

「○○君のお父さん、一人でカメラ覗いて花の写真撮ってたよ」など、息子の友達の親に見られようものなら。
旅行などで行った先は全然大丈夫だが、家の近所を一眼レフを持って歩くのはもうキツイかも。

しかも最近はわざとレンズフードを付けないこともしばしば。
運動会などの望遠レンズにはもちろんつけるが、50mmの単焦点などは倍くらいの大きさになるから、フードは付けないことが多くなった。

今度はミラーレスの液晶でスナップ的に撮っていくのが正解なのかも。
しかもパンケーキタイプのレンズをメインにしながら。


※6Dは少し前の機種だなと思うのは、空を撮っている時などは積極的に露出を変えてあげないと当たらないことかな。



いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その4〉

またCanon EOS 6Dの話のつづきだけど、そろそろ飽きてきたから最後かな。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

https://puaphoto.com/canon/eos6d_2

https://puaphoto.com/canon/eos6d_3

Canon 6DのAFは測距点が11点しかない。
でも、測距範囲が“-3~”と、当時のライバルD600の“-1~”と仕様上は上回っている。

ただ自分が使った限りでは、AFはそんなに優秀ではないような気がする。

例えば、夜空の星に合わせようとして、明るい星はキッチリ合うが、少し暗い星は迷って合わないことがある。
夜空なんだからMFで合わせろよ、という話なんだけど、そんなに頻繁に夜空を撮るわけでもなく、たまにベランダに出て撮るだけなので。

普段、AFはほぼ中央一点しかつかわないので(子供のサッカーなどは別)、そんなに困ることはなかったが、たまにコントラストが薄いもの、小さいものなどは合わないというか、合わせにいって諦めることもあった。

自分が過去に使った“D7200”、“D750”などは合わなかったり、迷ったりしたことはあまりなかったので、自分が使った範囲ではニコン機のほうがAFは優秀に感じる。

ニコンを使っていた時間が長かったので、扱いに慣れているというのもあるかも。
Jpegの絵的には、キヤノンのほうが全然好きなのだが。

子供のサッカー撮影にも使おうと思っていたが、コロナ第6波のため、体外試合が中止になってしまい、今もサッカーには使えていないので、動きものはどうなのかという話はできない。

今から一眼レフは厳しい。

もし今から中古で、ニコンかキヤノンの一眼レフを買うとしたら、

Nikon D610<Canon 6D
Nikon D750>Canon 6D
Nikon D750<Canon 6D MarkⅡ
Nikon D780>Canon 6D MarkⅡ

こんな感じになるのかな。
まあ“D780”と“6D MarkⅡ”は現役なので、値段的にはあまりお得感はないけど。

ライブビューで使うなら、6DもNikon D750以前も、ほとんぼ変わらないというか、積極的に使うものではない。
ライブビューメインなら、素直にミラーレスを買うべき。

ただニコン機(一眼レフね)はオールドレンズは使えないので(機械的に)、一眼レフでオールドレンズを使うなら、値段的にも“6D”がベストなのかも。
フォーカシングスクリーンも交換できるし。

まあどちらにしても、これから一眼レフを買うのは難しいかも。

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その3〉

またまたCanon EOS 6Dの話のつづき。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

https://puaphoto.com/canon/eos6d_2

Canon EOS 6Dが発売されたのは10年前の2012年。
2022年現在も、自分みたいな使い方なら今もって全く問題なく使える。

L版・A4版プリント、パソコン観賞、スマホ観賞、ブログ、インスタなど、これらのことならほぼ困ることはない。
EFレンズもだいぶ安くなっており、純正、シグマ、タムロン、新しい古いと選び放題。

ただ唯一の弱点だと思うのは、やはりライブビュー。

特に最近のミラーレスは顔認識、瞳認識、しまいには車だ飛行機だペットだと色々なものを認識し、しかも超爆速なので、6Dのライブビューは正直ないと思って使ったほうがいいくらいの使えなさ。
EOS 5D markⅡも言わずもがな。

しかもEOS 5D markⅡは、CFカードでWi-Fi無しなので、このSNS全盛の現代では使いづらいが、6Dに関していえば、SDカードでWi-Fi有りなので、SNSにアップしたりするのも簡単にできる。

そして写りに関しては自分にはもう必要充分という感じ。
最新の写りから見ると、確かにヌケが悪く厚ぼったく、1枚かかっている感じがするが、良く言うと味がある…そんな感じ。

フルサイズなので、f1.8のレンズでも十分にボケ、立体感あり、プリントしたくなる。
ただやはりフルサイズ一眼レフの開放で、子供の瞳に一発でピントを合わせるのは難しい。



少し前のカメラも全然使える。

6Dと少し話がズレますが、最近むかしの写真を見ていて、10年以上前に使っていた、“PENTAX K-7”の写りの良さにちょっとびっくり。

もちろんAFを外している写真も多いのだが、当たった時の写りは今見ても全然好き。
古いFA 50mm f1.4との組み合わせだったのだけど、独特な色と味で懐かしくなった。


※2011年。PENTAX K-7+FA 50mm f1.4

それと2013年に使っていた、“Nikon D3200”と“DX 35mm f1.8”もよく写っていた。
“K-7”とは違い、現代風な濃い目の写りだけど、肌色とか綺麗によく出ている。

そう考えていくと、自分みたいな大して引き伸ばしたりしない写真プリントには、10年前の機種だろうが全然使える。
特に一眼レフは値段が急落してきているので、レンズ共々安く買えるチャンスではなかろうか。

逆にミラーレスのマウントアダプターで使える、本当に古いMFレンズの高騰にはびっくりする。
CONTAX、NIKONなどのMFレンズはほとんど値上がっている。

“CONTAX Planar 50mm f1.4 MMJ”なんて、2年前くらいは美品で4万円弱で買えたものが、今では8万円オーバー。
売らなければ良かったとほぼほぼ後悔。


※α7Ⅱ+CONTAX Planar 50mm f1.4 MMJ

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その2〉

前回グリップの良さをひたすら褒めて終わったので、今回は外観や操作と機能の話を。

https://puaphoto.com/canon/eos6d_1

まず、EOS 5D markⅡと比べてすぐ気付くのは、電子ダイヤルの操作性の悪さ。

5D markⅡと違い、電子ダイヤルが二層構造になっており(真ん中のSETボタンを入れたら三層)、これにより外側の電子ダイヤルが回しずらく、内側のマルチコントローラーに触ってしまう。

その一番の違いが、5D markⅡはマルチコントローラーが、単独でスティックとしていい位置についていたのだが、6Dは電子ダイヤルの内側についてしまったこと。


※背面の写真じゃなくて申し訳ない…。

この6Dのマルチコントローラーも非常に華奢で弱く、押し心地も悪い。
買い換える前からわかっていたことなのでしょうがないが、5Dのマルチコントローラーと電子ダイヤルは、個別についており非常に使いやすい。

それと上面ボタン達は、5D markⅡの“1ボタン2機能”のほうが理にかなっており、6dの“1ボタン1機能”はあまり好きではない。

6dの上面の一番左側についているAFボタンは、片手持ちの時の自分の右手人差し指は届かない。

6Dはモードダイヤルにロックがついて、液晶左側ボタン達はなくなってスッキリして見えるが、再生やゴミ箱ボタンが右側にきてしまっているので、写真を見たり消したりが左手でできないのも不便。

やはりSDカードは便利

剛性感は絶対的に5Dのほうが良いが、6Dは120gくらい軽くなっているのでそれは一長一短。

ファインダーはあまり違いがわからないが、液晶は明らかに6Dのほうが綺麗。

5D markⅡのライブビューは使うまでが非常にめんどくさいが、6dはワンボタンでできる。
まあどちらのライブビューも、AFが遅いは迷うわであまり実用的ではないが。

あと6Dは、Wi-Fiがついているので転送が楽になり、5D markⅡは、CFカードアダプターにFlashAirを差して使っていた。
そう、CFカードからSDカードになったので、6Dは利便性があがった。

写りや高感度、AFなどはもう少し使ってから書きたいが、写りだけ簡単にいうと、5D markⅡは一昔前の写りで悪く言うと垢抜けない、6Dはそれよりは最近よりの写りという感じ。

まあ6Dも10年前の機種なので、いまとなっては古い写りなんだろうけどね。


※あまりの寒さにベランダのメダカビオトープがとうとう凍った。

いまさらながらCanon EOS 6Dを使ってみた。〈その1〉

Canon EOS 5D MarkⅡを使っている時から、ボディがもう少し小さければ使いやすいのになと感じていた。

https://puaphoto.com/canon/5d2_1

そんなある時、ふと閃いてしまった。
Canonには5Dの下に6Dがあるではないかと。

まったく6Dが頭になかったので、ふと閃いた時は変な感じで、正直6Dという機種をすっかり忘れていた。

自分の性格上、思いついたら頭から離れないので、5D MarkⅡと6Dを入れ替えた時、機能、価格も含めて+−の皮算用。

価格的には少し足すようだが、機能的にはマイナス要素はほぼないのではないか。

そんなことで、中古屋を探し始めたが(新品はもうないので)、EOS 6Dもなかなか古い機種のため、状態がいいのがなかなか出ない。
少し時間がかかったが、新橋のお店でかなり状態のいいものを見つけた。



素晴らしいグリップ。

5D MarkⅡから変えて、一番最初に思ったことは軽くて小さいのに握りやすい。

細かく調べた訳ではないのでわからないが、ボディ自体の厚みがD600系より薄く握りやすく、グリップ感だけでいうと、自分が使ってきた一眼レフの中でもトップに近い。

グリップに貼られている合成皮革の素材も滑りずらく、背面の親指の位置もベスト。
EF 40mm f2.8のパンケーキレンズを付けると、軽く薄く、機動力もあがる。

ちなみに逆に握りずらかったのは、一眼レフで記憶にある限りだと、“D7000”。グリップが薄すぎて手が疲れた。
あのあたり、D7000からD7200、D600など、グリップの合成皮革の素材も、滑りやすく、傷も付きやすいので大嫌い。

D7200は、新品購入後1か月で、グリップ皮に目立つスジ傷が何本か入り、調整・点検ついでにサポートに相談すると、有料ですが張り替えますかと聞かれた(1か月で張り替えるかー)。

https://puaphoto.com/nikon/d7200b

グリップだけでいうと、昔Pentax K-7を2年以上使ったが、傷もほとんど付かず、白化もせず、剥がれもしなかった。
Kシリーズのグリップは本当に秀逸だ(少し自分には小さかったが)。

話を戻すと、EOS 6Dの第一印象は、本当にグリップが握りやすいというもの。
5D MarkⅡも良かったが、自分の手には6Dがちょうど良く、触っているだけで気持ちがいい。

けっこう強く握りこんでも軋みなどももちろんない。
右手側のストラップ取り付け位置も、まったく手に干渉しないのでわずらわしくならない。

ミラーレスと比べるのは酷だけど、自分が使ったことのあるPanasonicのGX7、GX8は、右手側のストラップの位置が邪魔すぎて終始イライラ。
ちょっとだけ使っていた、SONY α7sもいわずもがな。

その点、OLYMPUSのE-M1 markⅡは、うまく上に逃しているのでいいけど、やはりまだ一眼レフのほうが握りやすい。

いまさらながらCanon EOS 5D MarkⅡを使ってみた。その5

Canon EOS 5D MarkⅡの最後の話。

https://puaphoto.com/canon/5d2_1

https://puaphoto.com/canon/5d2_2

https://puaphoto.com/canon/5d2_3

https://puaphoto.com/canon/5d2_4

一眼レフの宿命なのか、ミラーがあることの功罪なのか、やはりピントの甘いショットがどうしても多くなる。
もちろん5D MarkⅡが古いというのも大前提としてあるのだが、昨今のミラーレスカメラと比べてしまうとピンがきてない写真が多い。

もちろん自分の腕のなさや、レンズの調整などもあるのだろうが、ミラーレスを使っていて、外れ写真で困ることは最近ではあまりないから余計に目立つ。

部屋の中で動いている子供の瞳を、一眼レフでジャストに合わせるのは至難の技。
でも最近のミラーレスは、顔認識や瞳認識が進んできていることもあり、簡単に睫毛クッキリの写真が撮れる。

もちろんミラーレスでも外れ写真はあるのだが、一眼レフに比べると圧倒的に少ない。

一眼レフは、ファインダーで撮ることが基本のため、子供の目線の高さまでしゃがみながら撮ることが多い。
対してミラーレスは、ライブビューと顔認識で無理のない体勢で撮れ、片手で撮っても手振れ補正が優秀なのでほとんどブレない。

撮っていて楽しいのは一眼レフ、だけど結果的に成功写真が多いのはミラーレス。

手に伝わるメカの振動やシャッター音、覗いた光学ファインダーの気持ち良さなど、圧倒的に一眼レフのほうが官能的なんだけどね。

これは分かっていたことだけど、もうミラーレスだけになる時代がすぐそこに。
で、さらにはスマホもどんどん進んでいき、カメラ自体も危うくなるかもね。

いまさらながらCanon EOS 5D MarkⅡを使ってみた。その2

前回のCanon EOS 5D MarkⅡの続き。

https://puaphoto.com/canon/5d2_1

ちょっと使っている感じだと、jpegは明らかに、NIKONよりも富士などに近い記憶色で、ピクチャースタイルやホワイトバランスを変えると、目に見えて色が変わる。

NIKONのjpegは記録色で、ピクチャーコントロールを変えてもあまり違いがわかりずらい。

どちらがいいとかではなく、この辺は好みだと思うが、jpegママだとキヤノンや富士のほうが、パッと見は目を引く感じ。

AEは明らかに一昔前のもので、積極的に露出を変えないと、逆光などでは真っ暗になる。

いまさらながらCanon EOS 5D MarkⅡを使ってみた。その1

自分がカメラを始めたばかりの13、14年前、Canon EOS 5D MarkⅡはプロ機だった。
文字通りプロが使うためのカメラという意味と、自分にとっては買おうという考えも浮かばないくらい、高級カメラということ。

始めて買った一眼レフはNIKON D60。
その時からどちらかといえば、市場1位のキヤノンより、2位のニコン派(ペンタックスやオリンパスも好きだが)。
ちなみに車もトヨタより日産派。

なので今までキヤノンのカメラをちゃんと使ったことはなかった。
知り合いのを触ったり、2、3年前に古いAPSの40Dを8千円くらいで買って遊んだくらい。

まあ家に今もあるフイルム一眼レフは、嫁が結婚前に使っていたEOS Kiss Ⅲですが。

そんな自分が2021年に、2008年発売のCanonN EOS 5D MarkⅡを使っている。
もちろんメインにする度胸はなく、OLYMPUS E-M1 MarkⅡもいまだに使ってはいる。

この5D MarkⅡ、機械的には古く、シャッタータイムラグや連写などは、今のエントリー機種にも及ばない。
液晶表示もいまほど綺麗ではないし(FUJIFILM S5 Proよりは圧倒的に綺麗だが)、記録カードが使いずらいCFだったりもする。

ただこの5D MarkⅡが結構いい。

低感度の画像は濃く深みがあり、今の機種にはない厚ぼったく、良い意味で垢抜けない感じ。
重いけど、質感はちょっと前のMade in Japanのいいものを使っている感。

いかんせんレンズがまだ3本しかないので、偉そうなことは言えないが、ちょっと使えそうな気がする。

ちなみに自分が買ったのは、AB−品の3諭吉いかないくらい。
傷はほとんどなく、グリップの白化だけ(それも掃除とラバープロテクタントで綺麗になった)。

ショット数はなんと2300だった。
ただあの極太派手なストラップだけは、いまも付ける気がおきない。

あの時代、Canon 5D MarkⅡは紛れもなく名機だった。