Canon EOS 5D MarkⅡの最後の話。
一眼レフの宿命なのか、ミラーがあることの功罪なのか、やはりピントの甘いショットがどうしても多くなる。
もちろん5D MarkⅡが古いというのも大前提としてあるのだが、昨今のミラーレスカメラと比べてしまうとピンがきてない写真が多い。
もちろん自分の腕のなさや、レンズの調整などもあるのだろうが、ミラーレスを使っていて、外れ写真で困ることは最近ではあまりないから余計に目立つ。
部屋の中で動いている子供の瞳を、一眼レフでジャストに合わせるのは至難の技。
でも最近のミラーレスは、顔認識や瞳認識が進んできていることもあり、簡単に睫毛クッキリの写真が撮れる。
もちろんミラーレスでも外れ写真はあるのだが、一眼レフに比べると圧倒的に少ない。
一眼レフは、ファインダーで撮ることが基本のため、子供の目線の高さまでしゃがみながら撮ることが多い。
対してミラーレスは、ライブビューと顔認識で無理のない体勢で撮れ、片手で撮っても手振れ補正が優秀なのでほとんどブレない。
撮っていて楽しいのは一眼レフ、だけど結果的に成功写真が多いのはミラーレス。
手に伝わるメカの振動やシャッター音、覗いた光学ファインダーの気持ち良さなど、圧倒的に一眼レフのほうが官能的なんだけどね。
これは分かっていたことだけど、もうミラーレスだけになる時代がすぐそこに。
で、さらにはスマホもどんどん進んでいき、カメラ自体も危うくなるかもね。