ちょっと時間が空いてしまったが、今回はLX100の話。
カメラを買い替えた時に毎回悩むのが、標準ズームをどうするかということ。
自分の使用頻度から言うと、あまり使う機会は多いほうではないが、たまの観光や旅行などにはやっぱり必要。
もちろん単焦点だけでもいいのだけれど、単焦点だけで観光に行くのも正直寂しい。
なのでカメラが変わる度にけっこう悩むが、結局いつまでも買わないことのほうが多い。
※河津桜は開花が早いね。
標準ズームはカメラ自体のセンサーサイズの違いもあって、大きさ重さ値段も幅広い。
無理な希望を言ってしまうと、重さは400g以内で、明るさはf2.8ないしf2.8-4の可変タイプ、値段は5万円以内。
この希望だと、ニコンやキヤノンなどの暗いキットレンズは駄目で、実質フジのXF18-55mm f2.8-4しか当てはまらない。
フルサイズ用で近いのはタムロンの28-75mm f2.8だが、古すぎるのと重さがオーバー。
APS用だとタムロン、シグマともに17-50mm f2.8か、シグマの17-70mm f2.8-4になるがちょっとだけ重い。
m4/3だとパナソニック12-35mm f2.8か、オリンパス12-40mm f2.8になるが値段がオーバー。
もちろん極端な希望なので無理は承知だが、なるべく近いものとなるとやはりフジの18-55mmか、値段オーバーだがm4/3になってしまう。
実際オリンパスの12-40mm f2.8は標準ズームの理想と思って、自分も結構長く使っていた。
ただやはり少し大きい。
あのスペックでニコンの18-55mmくらいの大きさにできたら、通勤バッグにも入るし理想なんだけど(笑)。
標準ズーム域をLX100で補う。
前置きが長くなってしまったが、レンズが小さくできないならカメラごと小さくしてしまおうと言う事で…。
それで考えたのがPanasonicのコンパクトカメラLX100の黒(色は関係ないが…)。
このカメラは前にFUJIFILM X30を買う時に対抗馬として考えていたもの。
その時はX30を買って見事に失敗したが(笑)。
※電源オフの時はカッコいいが、オンにするとレンズが伸びてきて急にダサくなる(笑)。
スペックだけで言うと、このLX100は全部入りのまさに理想。
レンズはLEICA 10.9-34mm f1.7-2.8(35mm判換算24-75mm)、重さ350gで、センサーサイズがコンパクトカメラ初のm4/3。
ファインダー、手振れ補正、Wi-Fi、4K動画etc…などほとんど全部入り。
操作性もFUJIに通じるアナログ式で、絞りリングも装備。
ズーム操作も単焦点レンズみたいに、24・28・35・50・70・75mmとステップズーム可能。
液晶が可動しないからマイナス5点だとしても、仕様上は95点くらい(笑)。
※35mm判換算24mm(APSだと16mmね)、スタートなのが地味にいい。
写りはまだまだわからないが、ちょっとだけ使った感じだと “ほえー” という感じ(笑)。
とりあえずX30の時に感じた、いかにもコンデジみたいな写りとは違う。
ただ残念なのは仕様上こんなにいいカメラが、今はもう生産終了で後継機も出ていない。
まだ少し残っているシルバーを買うか(特長的だけど…)、中古を探すしかないということ。
けっこう人気があるみたいで、中古で出てもすぐに売り切れてしまうけどね。
※Panasonic GX7などのミラーレスと共通のフィルターも入っている。
写りや使用感はもう少し使ってから。