最近、OLYMPUSのマイクロフォーサーズ用の定番マクロ、60mm f2.8 Macroを使っている。
だいぶ前に発売されたものなので、いまさら感もあるが、少しだけ感想を。
もともと旧フォーサーズ時代の“50mm f2 Macro”が大好きだったので、マクロレンズならその眠っている50mmを使おうかなと思っていたのだが、いかんせん今使っているボディがE-M5 MarkⅡ。
E-M5 MarkⅡは位相差AFが入っていないので、マウントアダプターのMMF-3をつけて旧フォーサーズレンズを使うと、素晴らしく遅く、うるさいうえに、C-AFも使えない。
なので必然的にマイクロフォーサーズのマクロになり、OLYMPUS 35mm f3.5はちと短く暗い、Panasonic 45mm f2.8も迷ったが、パナとオリのデザインがあまり合わない気がするのは自分だけ?
ということで定番の60mm f2.8を使ってみたと。
見た目は、細長くて格好よくない。
軽くてプラスチッキーなので、所有して満足感みたいなものはないかな。
落としたらすぐに割れそうな感じもするな。
脇についているフォーカスリミッターの操作性も悪く、フードが別売りなうえに高い。
ピントリングもプラスチッキーなので、ちょっと擦れたら引っかき傷がついてしまった。
ネガティブなことを最初に書いてしまったが、見た目や所有感みたいなものもやはり大事だと思うけどな。
ポジティブなことは、写りがいい(笑)。
値段から考えると、本当によく写ります。
開放からシャープですし、換算120mmのボケも綺麗。
フォーカスはPROレンズみたいに爆速ではないが、十分な速さ。
ボディがE-M5 MarkⅡだからか迷うこともあるが、E-M1 MarkⅡとかだったら、もっと扱いやすくなると思う。
まあ自分は前が50mm f2だったので、それに比べたらほとんどのものが速いと思う(笑)。
ただ120mmは、少し長いなと思うことも。
あとなぜこれには、PROレンズについているフォーカスクラッチがないのか。
正直25mm f1.2 PRO達よりも、このレンズこそ必要な機能だと思うのだが。
それかレンズボディにL-Fnボタンがあれば、とっさに左手でMFにしたりできるのだが。
ボディFnだと安定しないうえに、シャッターを押すのが遅くなるので、マクロレンズには向いてないと感じる。
自分には必要ないと思っていた「深度合成」機能も試してみたりもしたけど、またあとで。