急に思い立って秩父長瀞に紅葉を見に行ってきた。
紅葉の写真を撮りたいと急に思ったので、出発したのが12日土曜の午後。
車は多かったが渋滞もなく、2時過ぎには宝登山の下の駐車場に着いた。
紅葉を撮りたいと持ってきたカメラはS5 ProとフイルムのEOS KissⅢ。
特にS5Proはなかなか観光には持っていかないので、1日(半日だけど…)使ってみようと、レンズは安いVR18-55mmⅡの一本のみ。
EOSのほうは借り物の50mm f1.8で。
車を置いてから、メインの路地をぶらぶら歩きながら、岩畳に向かった。
長瀞は何回か来たことがありますが、今回が一番混んでたように感じる。
人気の食べ物屋さんはけっこう混んでいて、どこかのテレビ局も来ていた。
岩畳は岩の荒々しい感じが写真映えするし、川も好きなので飽きない。
この時期は木々の紅葉が相まって、とても綺麗な景色になっていた。
ただ人も多かったので、入れないように撮るのがなかなか難しかった。
その後、宝登山のロープウェイに息子が乗りたがったので、煎餅片手に上まで歩いて行った。
乗り場まではけっこうな坂で疲れたが、写真を撮りながら行ったので楽しかった。
自分たちがロープウェイ乗り場に行ったのが16時近く。
下りの最終便が16時45分らしく、乗れないと歩いて40分の下り道。
下の子のベビーカーを持って歩けないので、山頂にいたのは実質30分くらい。
そのうち10分くらいは下りのロープウェイの列に並んでいた(笑)。
でも少しの時間だったけど、美しい日の入と紅葉が見れた。
しかも68年ぶりのスーパームーン2日前とあって、月も綺麗に見えた。
スーパームーンはニュースで68年ぶりと言っているが、なんかちょくちょく聞く気もするが(笑)。
宝登山神社もちょうど今日からライトアップされているらしく、神社と紅葉がとても華やかで綺麗になっていた。
知らないで行ったがちょっと得した気分でお参りを。
S5Proで夜は厳しい…。
持っていったS5Proは、紅葉や空をいい色で出してくれて、やっぱりS5Proの色はいいなと。
ただやはり9年前の機種なので、もたつき感が多くてちょいイライラと、AEが悪く人物の顔が真っ暗になることが多い。
露出を積極的に変えないと、なかなか思った通りに撮れない。
ライトアップされていることを知らず、暗くなるまでいるとは考えず、持ってきてしまったS5Pro。
正直夜遅くまでいると知っていたなら、持ってくるべきはD750だった。
ライトアップの写真はあまり綺麗に撮れなかった。
あと電池の持ちがこんなに悪いとは。
バッテリー自体が古いからなのか、半分くらいメモリがあっても、しばらくたつとバッテリーマークが点滅。
半分からの減りがすごい速い。
予備でもう1本持っていたが、半日観光で一眼レフのバッテリーを交換したのは初めて。
最近のニコン機ではサッカー撮影などで1日使っていても、バッテリー交換したことはない。
色が気に入って使っているS5Proはやはり代打にしか使えないのかなと。
でも観光でD750とS5Proを2台なんて、とてもじゃないが持っていきたくないしね。
悲しいがS5Proはそろそろかもね。ちょっと考えさせられた。
フイルムのEOS Kiss Ⅲは今回で24枚撮り終わって、いま24本撮り2本目に入っている。
24枚しか撮れないというのは、逆にプレッシャーでなかなか枚数が増えない。
無駄な写真を量産できないので、簡単にはシャッターが押せない。
2本撮り終わったら現像と思っていたが、どうしても見たくて1本しか終わってないが現像してみた。
プリントは家でできるので、現像とCDをキタムラでお願いした。
両方で千円ちょっと……むかしは“写るんです”とかをよく出していたが、コスパはデジカメのほうがいいね。
家でパソコンに取り込んで見てみたが、思ったよりよく写っていた。
昔のアルバム写真よりも色も解像も良く、フイルムだけど一応一眼レフだからかな。
それとも50mmの単焦点が良かったのか。
プリントしてみたら、懐かしく粗い写りで、ちょっと昔を思い出した。
たしかにフイルムはコストはかかるが、もうちょっと使っていきたなと。
※1枚目のS5Proとの色の違いが面白い。