Voigtländer(フォクトレンダー) NOKTON 58mm f1.4 SLII Nがきた。

注文していたコシナ フォクトレンダーのNOKTON 58mm f1.4 SLII Nが届いた。
前から気になってはいたのだが、他のものを優先して先延ばしにしていたところ、先月、生産終了とあったので急いで注文。
注文してからも最終ロットが入荷するまで、3週間くらい待たされたが先週やっと届いた。

dsc_2111
※f1.4

m4/3にマウントアダプターを介して、FマウントやKマウントを付けてマニュアルで遊んでいたことはあるが、マニュアル専用のレンズを買うのは正直初めて。
D750で使っている安レンズの50mm f1.8Gの写りが普通過ぎてつまらないので、このNOKTON 58mm f1.4はけっこう楽しみだった。
早く買っておけば良かったが、マニュアルオンリーだからちょっと躊躇していたのも事実。

箱から出して手に取った時、金属外装のなんともいえない塊感は触っているだけでモチベーションが上がる。
今のニコンのレンズは外観がちょっとシンプルすぎて、道具としてはあまり愛着が湧かない。
m4/3のオリンパスPROレンズは外装などはけっこういい線言っていると思うんだけど、フードとキャップがちょっと行き過ぎなのと、PROレンズくらいは正直日本製であってほしかった。

「OLYMPUS 12-40mm f2.8 PRO」は最初の1本目を使い始めてから今ので実は3本目。 最初のから初期不良とかではなく、単に買い替えていたら3代目になってしまっただけ。 カメラ全...

dsc_2099
※f2.8 苦手な方はすいません…トカゲです。

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絞りで全く違う顔

D750で使ったがファインダーも見やすく、ピントリングも軽い抵抗があって操作しやすい。
フォーカスエイドも使えるので、マニュアル合わせはそんなに苦ではない。
動いている子どもに咄嗟に合わせるのは難しいけど。

このNOKTON 58mmは絞りによって写りが全然変わるレンズ。
f1.4はピントの範囲が狭くフワッとボケて、f2以降徐々に鋭くなってきて、f2.8でもけっこうシャープ、f4は先鋭感がけっこう出る。
50mm f1.8Gは開放からけっこう良く写り、絞りによっての変化もあまりないので、このNOKTONの変化はとても新鮮で楽しい。

dsc_2077
※f4 最近多いトンボです…あまり逃げません。

ためしにD5500にも付けてみたがファインダーが小さく、フォーカスエイドも左右の▶︎◀︎が出ないので、けっこう合わせづらい。
まだS5Proのファインダーのほうが暗いけど合わせやすく感じる。
不思議なものでマニュアルレンズを使っていたら、全然興味なかったNIKON Dfに急に興味が出てきた(笑)。

ただやはり動いているものにちゃんと合わせるのはまだまだ難しい。
トンボなど1か所に留まってくれるのは撮りやすいが、前述のトカゲなどは前後に動かれるとすぐにピントがずれる。
まあ合わせている過程もけっこう楽しいのだけど。

dsc_2123
※f6.3 WBで遊んでいます。

試しに庭で花にそっとマニュアルで合わせていたら、自分も2か所そっと蚊に食われていた(笑)。

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