D7200とほぼ同時くらいにNIKON “AF-P DX NIKKOR 70-300mm” を買った。
D7200は子供のサッカー撮影に使うために買ったわけなので、とりあえず望遠レンズがないと話にならない。
D7000やD610、D750などと気に入って使っていた、“AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f4.5-5.6G IF-ED” はもうすでに手放しており、このレンズは2006年発売と10年以上たっており、再度入手しようとは正直思わない。
しかも今回新しく入れたD7200はDX(APS)のカメラなので、その古いVR 70-300mmを使う必要もないので、ちょっと前に発売したDX専用の70-300mmをヤフオクで落とした。
キットばらしで出品する人が多くけっこう安く出ており、自分も2万円代で落とせた。
外観はあまり高級感や重厚感もなく少し安っぽく見えるが、触った質感はそんなに悪くない。
かなり軽く、落としたら割れそうな感じで、しかもマウントはプラスチック。
プラスチックマウントと言えば、前に富士のXC50-230mmをカメラから外している最中、マウント付け根が割れるという経験をしていたことがあったので、正直信用できない。
まあ持った感じは、富士のXC50-230mmよりは全然しっかりとしている気はするが。
あとマウント付近にゴムのスカートが付いていないので、防塵防滴にはまったくなっていないと思う。
AF-Pは静かで速いが…。
ここ1か月以上はほとんどサッカーばかり撮影しているので、このDX70-300mmで3,000枚以上は撮ったと思う。
まず本当に軽いので持ち運びが全く苦ではなく、使っていても肩や腕がこったりしない。
7、8月の暑い中でのサッカー撮影では、この軽さでけっこう助かった。
逆にちょっと軽すぎて安定しないこともたまにあるが…。
AFのAF-Pはかなり速く、無音なのでたまに動いているのか気づかないことも。
AF-PはボディがD7200だからなのか、挙動がちょっと変な時が。
撮影中、D7200の親指AFに使う “AE-L/AF-L” ボタンの反応が悪いときがある。
これは自分のD7200の問題なのか、AF-Pレンズだからなのかは、正直まだ分からない。
VRは古VR70-300mmよりも確実に効いているが、レンズ側にスイッチがなく、D7200のボディ側で手振れ補正のON/OFFもできない。
ボディが少しでも古いとAF-Pに100%対応できないということ。
まあ望遠レンズなので、手振れ補正をオフにすることはほとんどないので、あまり問題ではない。
写りは少し驚いたが、安くて軽いのによく映る。
古VR70-300mmは、シャープにするためf8ぐらいまで絞っていたが、これは開放付近でもけっこう鋭い。
開放付近といってももともと明るいレンズではなく、300mmに至ってはf6.3とけっこう暗い。
AFも写りも不満は全然ないが、やはり金属マウントと防塵防滴が無性に欲しい。
サッカー中も何回か雨が降ってきたことがあって、その度に気を使い撮影ができなくなった。
100gくらい重くなっても良かったので、その両方を付けて欲しかった。
なので今気になっているのは、SIGMAの通称ライトバズーカー “100-400mm F5-6.3 DG OS HSM” または、ニコンの新しい “AF-P NIKKOR 70-300mm f4.5-5.6E ED VR”(分かりずらいけど、これはFX(フルサイズ)対応の新しいVR70-300mm)。
両方とも金属マウント、防塵防滴(ニコンのほうは多分)だけど、案の定だいぶ重くなるけどね。