そんなことで、久しぶりに使っているFinePix S5 Pro。
しばらく使っていて知っているはずなのだが、まあ良く写る。
良く写るというか、フルサイズでないAPSのカメラで、なぜこんなに立体感がでるのかと、いまだに驚く写り。
ただの庭の木を撮っただけなのだが、CCD独特の写りと富士の色、階調で、フルサイズにも負けない立体感がある。
しかも使っているレンズは安いF1.8やF2.8のレンズ。
S5 Proの画素数は1234万画素だが、ハニカムなんちゃらで実質600万画素くらいらしいのにも。
たしかにミラーレスになってからの富士のカメラも、ニコンやキヤノンのAPSのカメラよりも立体感があり、色も綺麗。
ただ、最近の富士の売り方には嫌気がさしているので、これから買おうとは思わないが…。
S5 ProのフィルムシミュレーションではF1bが一番好きだが、モノクロも撮りたいので、STDをモノクロモードにしている。
ただSTD以外のフィルムシミュレーションは、D-RANGEが変えられないのが残念。
AFは早くはないが意外によくて、木々の間にかかっていた蜘蛛の巣にもきちんと合ってくれた。
どこかのカメラみたいに何回やっても合わなかったり、しまいには諦めたりはない。
その辺はニコンクオリティなのかなと。
ちょっと調べたら、2007年1月発売時には25万円くらいというのは驚いた。
ちなみに同じ年の11月に発売のNikon D300は22万円くらい。
まあ絶対ないだろうけど、D850をベースに富士が一眼レフをまた作ってくれないかなと思う、今日この頃。