RICOH(リコー)のGRⅡ(GR2)を買った。
ここ最近は忙しく、写真を撮りに行ったり、自転車に乗る時間があまりないが、ちょっと思うところもあり、思い切ってX-T1と入れ替えた。
全然カメラの方向性が違うが、どうもX-T1に馴染めず、愛着もなかなか湧かなかったので。
2008年頃に約1年くらいGR DIGITALⅡを使っていたことがある。
写りはいいが、色やWBが独特で、AFもあまり速くなく、子供や人物にはあまり向かなかった。
ただ当たった時の写りは素晴らしく、一緒に使っていた一眼レフよりもシャープだったような。
持った感じが少し華奢で、壊れないか気を使いながら使っていた覚えがあり、いきなり固まって、レンズが出たまま閉じなくなったことも数回あった。
写りは抜群だが、機械の弱さと表裏一体みたいなものがあり、GR DIGITALⅡは約1年くらいで手放した。
8年ぶりにGRを何故また買ったのか。
簡単に言うと普段のスナップと自転車用。
自転車の時はフジを使っていたのだが、どうしてもレンズが邪魔で、フード・キャップに気を使い、最初の1枚を撮るまでに時間がかかる。
フジの場合、1枚1枚丁寧に撮る感じがして、最近はなかなか枚数が増えなかった。
要するにスナップで素早く撮りたい時、フジは色々面倒くさい。
最初はそのフジのコンデジ、X70かX100Tを買おうと思っていた。
ただX70やX100だと、X-E2+XF27mmとかとあまり大きさが変わらない気がして、なかなか触手が伸びなかった。
そんななか、ふと昔使っていたGRのことを思い出した。
※GRで撮ったD7200。
胸のポケットにも入るサイズで、右手だけで操作でき、レンズバリアのためキャップの煩わしさもない。
一眼レフと一緒に持っていっても、ほとんど重さを感じない。
まあ色々いいところはあるが、自分が8年ぶりに触って一番感じたのは、ボディが強くなっていると。
握った時に華奢な感じがなくなっており、小さいボディに対して中身が詰まっている感じ。
レンズ開閉時も変な引っかかりがないし、ボタン類なども押し易く、グリップなども滑りづらくなっている。
前のGR DIGITALⅡはレンズが出る途中で止まったこともあった。
ふとGRのことを思い出した次の日にはお店に行き、触って気に入ったので、その場で買った。
普段はけっこう吟味してから買うので、自分でも意外だったがほぼ勢いで(笑)。
写りはまだまだこれからだが、まあ相変わらず子供撮りには向いてないかな(笑)。