Ai AF Nikkor 28mm f2.8D…再び。

久々にレンズの話。
ニコンのDレンズは昔のものと最近のものでは、コーティングが違って写りも違うという話を聞く。
自分の手元には35mm f2Dが残っているが、それなりによく写りそれなりの写りだ。

28mm f2.8Dも一時期使っていたが、中途半端な明るさとキレの悪い写りが嫌で手放した。
写りは35mmに負けていて、開放では甘く周辺減光も多かった。

よってその35mmで新旧の違いを比べてみたかったが、意外に高いのと、シリアルが新しい60000番代のものがあまり市場にない。
そんななか偶然見つけたのは、手放したほうの28mm f2.8Dのシリアル60000番代。
箱・説明書完備の美品で値段は1万前半だった。

それで予定がちょっと変わってしまったが、記憶を頼りに28mmの新旧を使ってみた感想を。
ちなみに手放した旧28mmも中古で当時1万前半で買ったような記憶が。


※旧28mm。S5Proばかりで使っていたので、D750で撮ったのがこのくらいしかない…。

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新は明らかにキレが違う。

実際に60000番代の28mmを使ってみた率直な感想は、“こんなに写ったけな” というもの。
パソコン上で前に撮った旧28mmと比べてみたが、明らかに新28mmのほうがシャープに写っている。

旧型が手元にないので確実にと断言はできないが、新タイプはコーティングが変わってるというのは本当なのかな。
同じ被写体で撮り比べることができないのが非常に残念だが、開放から意外にシャープで少しびっくり。
周辺減光の多さはあまり変わらない気もする。


※新28mm+D750

ただ前に自分が使っていた旧28mmが、ピンズレや片ボケなどをしていた可能性もなきにしもあらずなので、確実に変わってるとは断言できないが…。
この新28mmを気に入ってしまったので、旧タイプの35mm f2Dのほうを手放そうか思案中。

ちょっと不思議に思ったのは、古い設計のDレンズは最近のものになっても、一貫して “Made in Japan”。
逆に新しいGレンズは “Made in China”……なんで?
売れる数がDレンズのほうが全然少ないので、製作本数自体が少なくて済むからかな。


※新28mm+D750

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