毎年恒例で神田川の桜並木を会社の昼休みに撮ってきた。
平日の昼だというのに、シートを敷いてビールを飲んでいる人が沢山いて、羨ましくも疎ましくもあり。
行った日は1週間くらい前なので、満開という訳ではなかったがもうかなり咲いていた。
通勤バッグにも入る、軽くて小さいPanasonic LX100で撮っていたが、AFも速くサクサクと撮れて気持ちよかった。
操作も慣れて使いたい機能もすぐに呼び出せるようになったが、ただグリップだけはやはり慣れない。
一緒に使っているX-T1のホールド性がいいので(MHG-XTを付けているが…)、LX100を握っていると変に力が入り、挟んでいる親指と人差し指が痛くなる。
まあコンパクトカメラの機種なので、多少仕方がないのはわかっているが…。
※LX100
撮った画像はその場で軽く見ていたが、家に帰ってからパソコンにデータを落とし眺めていたら、ボケが汚いことにすぐに気付いた。
最初はブレかなと思ったが、何枚か同じような写真があったので、よくよく調べたら俗にいう“二線ボケ”という現象のような気がしてきた。
桜などを撮ると出るらしい“ポップコーン現象”かなとも思ったが、見たかぎり二線ボケのほうだと思う。
ちなみにポップコーン現象とは、桜の花などがポップコーンみたいに潰れて見えるらしく、フジのカメラに多いらしい。
自分はフジのカメラも使っているが、全然そのようなことに気付いたことがなくて、逆にフジで撮るとピンクが綺麗に出るなと感心していたくらい(笑)。
※LX100
二線ボケとは…
参照:コトバンク
※LX100
※上の写真の左上部分を拡大。
汚いボケが見やすそうな写真を選んだが、上のような写真がけっこうあった。
これはたまたま条件が重なって出たのか、それともレンズが悪いのか、カメラ自体が不良なのか正直わからない。
もうちょっと絞るか、保護フィルターを外せば消えたかもしれない。
ただ正直ちょっとがっかりしてしまったのも事実。
あと二線ボケとは別に、単にフジと色が違いすぎて、人物撮影で中々いい色が出ない。
自分はもう後処理をしないので、jpeg出しだと肌色があまり良くない。
もうちょっと色々試して使ってみるが、去年の桜の写真を久しぶりに見たら、XF18-55mmの綺麗さに感動。
※2016年神田川沿いの桜。X-E2+XF18-55mm f2.8-4